「晴嵐」
東海高校では,「晴嵐」という言葉にいろんな場所で出会います。合宿所を「晴嵐会館」、文化祭を「晴嵐祭」,生徒会誌を「晴嵐」,校歌の2番では「晴嵐の丘 雲高く」と歌われています。
「晴嵐」という言葉は今から180年ほど前,水戸藩の第9代藩主徳川斉昭公が水戸藩内に選定した水戸八景の一つ,村松晴嵐(東海村観光協会へのリンク)の「晴嵐」に由来しています。斉昭公は本校のすぐ近くにある村松海岸の白砂青松の素晴らしい景色に心打たれて,”真砂地に雪の波かと見るまでに塩霧晴れて吹く嵐かな”と詠みました。海岸に打ち寄せる波が砕けて,雪のように白くなった波が砂地を這う。そこに一陣の風が吹いて,もやが晴れた。ああ,なんと清々しい景色であることよ-在校生の皆さんに,そのようなさわやかで清々しい人になって欲しいという願いをこの「晴嵐」という言葉に込めています。
また,斉昭公は,村松晴嵐の他に,千波湖や涸沼,那珂湊や常陸太田などにも水戸八景を定めました。この八カ所をぐるりと巡る約100キロの距離を,水戸藩の藩士の子どもたちは心身の鍛練のために徒歩で歩いたのだそうです。生徒の皆さんには,そんな「晴嵐」の地に立つこの東海高校を,もっともっと誇りに思い,なお一層がんばっていって欲しいと願っています。
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